Q&Aのページ インペリアパスタマシーン
 SP−150
Q 各部の名前は?
A
●仕様
品名/家庭用製麺器
商品名/インペリアSP−150
材質/本体、締め具:鉄・クロムメッキ 
     カッター、ローラ部:鉄・ニッケルメッキ 
     ハンドル:鉄、クロムメッキ
     ハンドル握り部:天然木
原産国/イタリア 
   
必ず守って下さい
水洗いは絶対に止めて下さい。
●ローラー及びカッターは、必ず乾いた布で拭き、決して水洗いはしないで下さい。湿気は錆の原因になります。
●ローラーおよびカッターを、金属物でひっかいたり、こじ開けたりしないで下さい。傷がつき、錆の原因になります。
●ローラーとカッターの表面には、汚れと錆防止用の「ワセリンオイル(無害)」が残っていることがあります。これは少量の「ドウ(練り生地)」をそれぞれの間に数回通すことで取り除くことができます。なお清掃に使った「ドウ」は捨てて下さい。

※この商品は和・洋のパスタ類を作るマシンです。ほかの目的に使用しないで下さい。
Q 操作の手順は?
A 練り生地(ドウ)について
●練り上がった生地は、親指で押して指の跡がつく程度のかたさが理想です。生地がやわらかすぎると良い麺に仕上がりません。
●生地は、ローラーにかける前に最低一時間、又は一晩ラップを掛けてねかせると、しっとりと落ちつきます。

セットアップ
1.インペリア本体を付属の締めがねで作業台に、しっかりと固定します。
2.固定されたインペリア本体のガイドレールにカッターを斜め上から下の方へ完全に入るまでスライドさせてセットします。

ローラーで「のす」
1.ダイヤルロックボタンを押しながら、ピッチダイヤル(6段階調節)を回転させ、ローラーのピッチ(間隔)が最広になる「1」を選んで下さい。
2.ハンドルをローラー用ハンドルソケットに、確実に差し込んで下さい。
3.生地を平らにし、適当な大きさに切り、打ち粉をしてローラーにかけます。一度かけた麺帯を二つ折りにし、打ち粉をして再度ローラーにかけます。

※麺帯は真っ直ぐ、並行に通すのがポイントです。また、ローラーハンドルは素早く同じ速さでまわして下さい。途中で止めると筋ができます。

4.ローラーのピッチ(間隔)を好みの厚さまで、除々に狭くしていき、3.の要領で繰返しローラーにかけて下さい。除々にコシが強くなります。

※その都度麺帯の表裏に打ち粉をすると面帯同士がつくのを防げます。

5.麺帯にムラがなくなり、光沢がでたら麺帯のできあがりです。周囲をカットして長方形に形を整えて麺作りに備えます。

カッターで切る
1.ハンドルをカッター用ハンドルソケットに確実に差し込んで下さい。
2.麺帯をいくぶん乾燥させてから、カッターに入れ素早くまわすとカッター巾に合わせた麺ができます。出てきた麺をそのまま手で掬い取り、打ち粉をして茹でやすいように塊にしておきます。

使用後は
●使用後は乾いた布で拭くか、またはブラシではらって下さい。
●ローラーやカッターに「練り生地」や「麺帯」がつまった場合は、生地が乾いてから竹串で取り除いて下さい。

Q 使用上の注意は?
A はじめに
●ご使用の前に、商品に不具合がないことをご確認下さい。
●強い衝撃は本体等の破損原因になります。投げたり、落下させたりしないで下さい。
●使用する場所は、平らで安定した台を選んで下さい。不安定な場所での操作は事故の危険がありますので、ご注意下さい。
●パスタ類を作る以外の目的、特に硬いものを入れての操作は事故や破損の原因になり危険です。

<ご使用に際して>
●本体の固定、カッターの取り付け、ハンドルの差し込みは完全、確実に!!
●不完全な状態での使用は、落下や事故、破損の原因になり危険です。
●操作中に手や指などを、ローラーやカッターにはさまないように充分ご注意下さい。
●ローラーやカッターは頑強にできています。指などをはさみますと思わぬ大ケガの元になります。充分注意して操作して下さい。
●特に幼児や年少者の接触は危険です。止めて下さい。やむをえず年少者が使用する場合は、必ず保護者が指導し、事故が起こらないよう注意して下さい。

手入れのご注意
●水洗いは、必ず本体やローラー、カッターにいたる部分まで湿気を残します。湿気による錆などの発生は故障の原因になるだけでなく、衛生上もよくありません。絶対に水洗いや湿った布で拭くのは止めて下さい。
●ローラーやカッターの両端はオイルレスになっています。油差しの必要はありません。この部分へのオイル注入は、生地のオイル混入につながりますので止めて下さい。
●分解掃除は止めて下さい。故障の原因になります。
清掃も保管も、清潔と乾燥を忘れずに!
Q みんなが好きな作りたてのパスタは?
A パスタはイタリア人にとって昔からもっとも好まれてきた食品の一つです。それが今では世界中の人々に愛好されています。
お買い上げ頂いたインペリアの各種成形機をお使いになれば、ご家庭で本場の味を楽しんで頂けます。インペリア成形機はイタリア人が精魂込めて長い間試作を繰り返し、ようやく完成した傑作であなたご自身、ご家族そしてご友人達に新鮮なパスタをご賞味いただけることをお約束します。何回も繰り返して使っていただくうちに、楽しくなりおもしろくなり、またまたパスタを作りたくなってきます。
ご家庭でパスタをお楽しみいただくには、成形機だけに頼るのではなく、お作りいただくあなたご自身の工夫や創造力が大いに役立ちます。パスタはあなたの手で次から次と多芸多才ぶりを発揮するのです。茹でたり、オーブンで焼いたり、短くしたり長くしたり、平たくしたり曲げてみたり、そして古今東西のありとあらゆるソースでトッピングすれば、次々と味に魔法をかけることができるのです。インペリアの成形機はあなたの魔術を最高度に発揮するのをお手伝いする大切な助手なのです。
Q ベース生地の作り方は?
A パスタの命は新鮮な生地づくりにかかっています。出来上がりパスタを500グラム作る為には、350グラムの小麦粉と大形タマゴ2個が必要となります。おいしいパスタベースを作るには、ただ小麦粉とタマゴだけでよいのです。
まず小麦粉を清潔な台の上に小盛にして下さい。(1.)。山の頂上に指で穴を作り、そこにタマゴを落として下さい。それをフォークで突いてキミとシロミを混ぜながら、ゆっくりと周りの小麦粉になじませてゆきます。タマゴと小麦粉がまんべんなく混ざりあうまで、ゆっくりと丹念にフォークでミックスし下さい。(2.)ここから別の少量の小麦粉を上から振りかけながら手の平でこねはじめます。(3.)。

※大切なヒントが一つあります。もしこね終わった生地が固すぎたり、水気が少なすぎたりしたら、ほんの少しだけ微温のお湯を「スプレー」して下さい。ほどよい固さにねりあげた生地は、手で球状に丸くしてボールにいれてからラップして、しばらくねかせておいて下さい。

Q 使い方は? 
A 1.左側上部に生地の厚みを調節するための可変ノッチがついています。ローラーと本体の間かくが最大になるように"1"の位置にセットして下さい。

2.ハンドルを廻しながら生地をローラーに通して下さい。(1.)。

3.もう一度通す前に、出てきた生地を二つ折りにして小麦粉を少し振りかけて下さい。(2.)。

4.そのたびに二つ折りにしながら、これを6〜8回ぐらい繰り返して下さい。だんだん生地がソフトになってきます。もしねばりけが多過ぎるようなら、少しだけ小麦粉を振ってみて下さい。

5.ローラーの幅をせまくするために、ノッチを"1"→"2"に切り換えて、おなじ生地を再びローラーに通して下さい。今度は二つ折りにする必要はありません。

6.次にノッチを"3"そして"4"と切り換えながら段々に生地をお好みの厚さにして延ばしていって下さい。(3.)

7.繰り返し延ばしてゆくうちに、生地は薄くなり長くなってゆきます。(4.)。この時は扱い易い長さにするために半分にカットして下さい。

8.延ばした生地は約10分ぐらいねかせて、それからお好みのカッティングをはじめてください。その間に別の生地作りをしてみてはいかが。

9.カッティングの前に少し時間をおくことは、、パスタの腰を強くするために欠かせない大切なことです。
Q 使い方は? 
A 10.さあ、カッティングをはじめましょう。本体上部に二つの違った幅にカットできるカッターが付いています。ローラーのすぐ上の部分です。上の刃は2mm幅、下の刃は4mm幅にカットします。

11.ネカせておいたパスタ生地に小麦粉を振りかけて下さい。カッターにくっついて"刃切れ"が鈍くならないようにするためです。二つのうちどちらか選んだカッターの上から静かにパスタ生地を入れ、落としながらゆっくりとハンドルを廻はじめて下さい。その前に、ローラーに使ったハンドルを、カッター用の右側の穴に入れ換えることを忘れずに・・・。

12.カッターを通って出てきたパスタ生地は少し大きめのバットに広げて置いて下さい。調理をはじめるまで少し乾燥する時間が必要です。もし自然の木材で作った腕木でもあればこれに吊るして干すのが最高ですが・・・。

Q カッターの種類と用途は?
A ●SP−150には本体に付属した二種類のカッター
(2mm,4mm)の他に1.5mm、6.5mm、12mmの3種類(オプション)のシンプレックスカッターが取り付けられています。

※注意
成形機を使いおわったら出来るだけ早く乾いたタオルで拭いて、よごれや水分を落として下さい。小さなブラシを使っても効果的です。決して水や洗剤を使用しないで下さい。

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